初心者でも来店しやすい、山用品メインのアウトドア用品専門店

　「好日山荘＆Base藍」は長野市のアウトドア用品専門店で、オープンから2周年を迎えました。山用品をメインに置きつつ、登山だけでなく普段用にも共用できる商品を取り揃え、キャンプ用品などをもっと拡充していきたいと考えています。初心者の方も来店しやすい、親身な接客を心がけています。

　初心者から中級者の層をメインに、キャンプ用品も初心者が手を出しやすいものをそろえつつ、専門的な用品が欲しい方にはお取り寄せで対応しています。好日山荘は「GsMALL」（ジーズモール）というネットサイトの運営も始めていて、そちらでも取り扱い商品を増やしているところです。
　山用品を買い求めに、ご夫婦、お一人、年齢性別問わず、20代くらいから80代くらいまで幅広い方が来店されます。
　杖をついている方から「山頂からの景色を直接自分の目で見てみてみたい。どうしたら行けるか」とご相談されたときは、途中までゴンドラやロープウェーで行けて、整備されている山をおすすめしたり、標高がそんなに高くなく、ゆっくり歩いていけば山頂に着ける、なだらかで景色の良い山をご紹介しています。トレッキングポールという歩くときの杖替わりにもなるポールをおすすめして、使い方をレクチャーしたりもしています。
　キャンプ用品だと、30～50代くらいのファミリー層がメイン。お子さんと行ったり、ご夫婦の趣味にしたり、年齢的、体力的に山に行くのが怖くなってきたからキャンプにシフトチェンジしたり…という方が多いです。
　ご家族連れから「子どもでも登れる山はあるかな」とご相談いただいたり、お孫さんのプレゼントを探しにいらっしゃるお客様もいらっしゃるので、喜んでいただけるよう今後はキッズ向けの商品も増やしていきたいと考えています。

－ じっくりと親身な接客で、お客様とコミュニケーション

　私は4カ月ほど前に入社してすぐこの店に配属になり、店長と相談して商品のラインナップやお店の方向性を決めています。長野に来る前は東京に住んでいたので、家が狭く場所をとるキャンプ用品を買いそろえることができませんでした。長野に来て、今はせっせとそろえているところです。
　いろいろ買いすぎて家族から怒られたりしています。男性のお客様はそういう方が多くて、そんな話で盛り上がっています。逆に女性のお客様には、女性スタッフが話をお聞きしたりして、それぞれ愚痴や悩みを吐き出していただいています。
　大きなお店だとスタッフさんも忙しく、30～40分と時間をかけて相談するのは難しいかもしれませんが、うちはそこまで売り場が広くないので、密なコミュニケーションができています。その辺を強みにして「あのお店に行けば悩みごとを解決できるよね」と認知していただけたらいいなと考えています。
　「OUTDOOR LIFESTYLE AND FEEL SUZAKA」では、アルファ米やお湯を注ぐだけで飲めるスープなどの長期保存ができる食品を販売します。山やキャンプで使えるし、自宅に備蓄して非常食にもなるので、使用用途は多岐に渡ります。そのほか、くるまっていると自分の体熱で温まれるエマージェンシーシート、消毒液のディスペンサーなどの衛生商品も用意しています。
　お子様と一緒にクイズを楽しんでいただいたり、山やキャンプで使えるちょっとしたレシピを紹介していますので、お店同様、スタッフとのコミュニケーションを楽しんでください。